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阿智村

更新 2016/11/21 09:11

今、伝えなければならない -平和への願い- かつて国策とされた満州開拓の歴史を語り継ぐ… 満蒙開拓平和記念館 まんもうかいたくへいわきねんかん

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南信州・阿智村に満蒙開拓団に関する記念館や資料館としては全国初の民間運営施設「満蒙開拓平和記念館」が平成25年4月オープンしました。

 

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戦前から戦後に至る満蒙開拓の歴史をコーナーごとにテーマを設け紹介し、時系列に辿っていきます。 「序章」「満州へ」「新天地満州」「敗戦と逃避行」「証言」「戦後の引き揚げ」「望郷」「平和な未来へ」の大きく8つのテーマに分け 戦争や「満州」を知らない世代も写真や資料・映像で、あの時代、彼の地にいざなう工夫をしています。    満蒙開拓体験者による証言は「読む(文章)」「観る(映像)」という二つの表現をしました。「平和な未来へ」のコーナーには    メッセージボードがあり、 来館者の感想を掲示しています。また、セミナールームでは「語り部」の話を聞いたり、DVDで体験者の証言映像を視聴することも可能で、ゆっくり閲覧いただけるよう喫茶コーナーも常設しています。
観る。聞く。読む。触れる。参加する。
平和への願いを皆さんと共有したいと思います。

 

中国東北地方にかつて13年間だけ存在した幻の国「満州国」。ここに日本から約27万人の農業移民が渡って行きました。「満蒙開拓団」です。“満州は日本の生命線”-夢を抱いて渡った新天地でしたが、1945年8月9日、突然のソ連侵攻で満州は戦場と化し、開拓団の人たちは広野を逃げ惑います。終戦後も祖国に帰ることができず、難民収容所では飢えと寒さで大勢亡くなりました。日中双方に多くの犠牲を出した「満蒙開拓」とはいったいなんだったのか。私たちはこの歴史を風化させることなく後世に伝えるため、その拠点として記念館をつくりました。戦争に導かれていく道筋を学び、人々の体験に耳を傾け、平和な社会とは何かを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

長野県は全国でも一番多く満蒙開拓移民を送り出した県とされ、さらにその中でも満蒙開拓平和記念館のある飯田・下伊那地方が最も多く送り出しています。

 

=事業内容=
●常設展示 ●企画展示(年数回予定) ●「語り部」講話 ●証言映像等の上映 ●修学旅行や平和学習の受け入れ ●学習会やイベントの開催 ほか

基本情報

所在地 〒395-0303
長野県下伊那郡阿智村駒場711番地10
電話番号 0265-43-5580
FAX番号 0265-43-5580
最寄りの駅 JR飯田線飯田駅からタクシーで20分
最寄りのインター 中央道飯田山本ICから車で5分
駐車場 有 大型バス3台 普通車30台
営業時間

9:30〜16:30

入館は16:00まで 団体予約の場合はご相談に応じます

定休日

毎週 火曜日 祝祭日の場合にはその翌日

第2 水曜日 

第4 水曜日 

年末年始等

URL
http://www.manmoukinenkan.com/
入館料 一般500円(団体 400円) 小中高生300円(団体 200円)※団体20名以上
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