下伊那教育会館

2016/6/9 木曜日

本日も雨が降りそうで降らない梅雨らしい天気ですね。
大鹿村 中村農園の青いケシは現在5分咲きになり、青い神秘的な花をひと目見ようと全国から愛好家たちが訪れています。

 

 

昨日は、飯田市仲ノ町にある下伊那教育会様に初めてお邪魔しました。
いただいたパンフレットには、
「職能向上を図り、児童生徒の健全な成長と学術・文化振興に貢献する下伊那教育会」とあります。
児童のための諸事業として、
・郡市連合音楽会 ・郡総合展覧会 ・合唱アンサンブルコンテスト ・児童生徒作品集「くわの実」等の発刊  など
住宅街の一角にあるこの建物。洋風建築でハイカラ。
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エントランスには、こんなプレートが。
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国の有形文化財に登録され、下伊那教育委員会へ文部科学大臣から登録証が、文化庁から登録プレートが公布されました。
「この建造物は貴重な国民的財産です」と刻まれています。
昭和13年に建てられました。

お話しの中で、「下伊那の歌」♪の誕生のいきさつをお聞きしました。
小学校のころ、郡市連合音楽会などでみんなで合唱したあの歌!
「♪あっかっいっしっぃは~  やっまっなっみ青く~」 と出だしから元気よくお腹の底から声を出し、朝食をしっかり食べてないと歌えない歌。
上伊那郡の人では歌えないこの歌。
全国でも長野県には県歌「信濃の国」があり、さらに長野県の中でも地域の歌があるのは下伊那だけとか。
すごい!そうだったんだ~。

この歌は、作詞は鎌倉太郎さん、作曲は松本民之助さんで、昭和35年12月1日に制定されました。

当時の音楽委員長をされていた久保田和夫先生(飯田市上郷在住)によると、
「長野県の人々が集まると「信濃の国」を歌うように、飯田・下伊那の人々が集まった時にみんなが歌える歌をつくったらどうかという話が、下伊那教育会の音楽委員会でもちあがり、教育会の方々に話したらみんな賛成してくれた。」
「歌はまず、作詞ですが一般募集をして、その中から選ぶことにしました。その際、小学校5,6年生でも分かる詩でつくってもらいたいという注文だったんです。選考は、名前が分からないように伏せて選んだんです。その選考を任せられたのが国語委員長と音楽委員長でした。そのどちらからも選ばれたのが鎌倉太郎さんの詩でした。」
当時大鹿村、鹿塩中学校長だった鎌倉太郎さんは、出張中の移動の車中で構想を練ったと言います。
作曲者の東京都在住の松本民之助さんは、当時飯伊地方へ作曲の指導で何度も見えてくれたこともあり、自然に作曲者は松本先生にということになり、寄贈というかたちで曲をいただけることになりました。

<平成27年定期総会資料より抜粋>

そして、この「下伊那の歌」はCDになり、販売されていることも知りました。
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下伊那の歌その一とその二が2曲づつ入っていて録音場所は追手町小学校 音楽室。
70才以上の方は知らないけれど、小学校で習う曲で、制定されてから55年間歌い継がれています。

 

 

話は変わり、
6月29日(水)にこちらで下伊那教育会賛助会の総会が行われるそうで、総会に合わせて講演と館内の一般公開がされるそうです。
14:20~15:30
講演 「本を売る」
講師 鎌倉正之先生
-南信州の戦国時代を駆け抜けた鎌倉兵太夫父子-

一般公開
13:00~14:00

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現在飯田・下伊那66校の学校の代表が集まる講堂。
この場所で教育関連の情報交換をされているんですね。

国の有形文化財に登録されている貴重な会館をぜひ、訪れてみてはいかがですか?

HPはこちらから

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