皮むき不要な市田柿の品種改良に成功

2015/3/31 火曜日

このほど南信州農産物研究所は、皮むき不要な市田柿の品種改良に成功し、農林水産省に品種登録出願を行い、3月27日に受理された。
市田柿は南信州を代表する特産物でビタミン、ミネラル、ポリフェノール、植物繊維などの栄養素も豊富に含んだ健康食品で高級和菓子として位置付けられている。
収穫、皮むき、のれんに吊るし1ヶ月ほど乾燥させ、その後のれんから下ろし1つ1つ柿をもむ。それを3~4回ほど丁寧な柿もみと寝かせ込みを繰り返し完成する。昔ながらの製法で作る手作業が多い商品だ。
この度の品種改良により、収穫、皮むき、のれん吊るしの工程が省ける。
市田柿農家の高森市彦さんは、「こんな画期的なものが出りゃ~わしの仕事もなくなるなぁ。去年全自動皮むき機を買ったところな~。その分山に入って松茸採りに精が出せるわ。」と笑みをこぼした。
柿のれんを撮り続けてきたカメラマン生田則子さんは、「軒先のオレンジの柿のれんを撮るのが毎年楽しみにしていたが、今度の被写体も撮りがいがある。南アルプスをバックに撮ってみたい。」と語った。
作業の効率化により今後ますます市田柿の生産が伸び、「市田柿のふる里」としてリニア中央新幹線の利用客が飯田の新駅に下車してもらえるような魅力ある地域づくりにつながることを期待する。
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April magic produced by n.i

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